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日進 (装甲巡洋艦)[にっしん]
日進(にっしん)は、日露戦争で活躍した旧日本海軍の春日型装甲巡洋艦の2番艦。一等巡洋艦(装甲巡洋艦)に類別された。同型艦は春日。 == 概要 == 日露戦争開戦直前に、大日本帝国海軍がアルゼンチン海軍から買い取ったジュゼッペ・ガリバルディ級装甲巡洋艦2隻のうちの1隻である。イタリアのアンサルド社にて起工されたのち、アルゼンチン海軍軍籍となり、1903年に「春日 (装甲巡洋艦)」と共に大日本帝国海軍が購入した。同艦をバルチック艦隊も購入すべく画策していたが、日本の同盟国であった英国の仲介により日本側に売却された。尚、アルゼンチン海軍アルゼンチン名は「モレノ」であった。 当初は第3艦隊に所属していたが、旅順封鎖中に触雷により戦艦2隻(八島、初瀬)を失った後は、戦艦と同等(射程の長さ)の戦力があるために同型艦「春日」とともに第1艦隊第1戦隊に編入され、黄海海戦や日本海海戦の主力として活躍した。日本海海戦では少尉候補生として山本五十六(当時は高野姓)も乗艦している。 明治39年(1906年)5月10日に愛知県愛知郡の香久山、白山、岩崎の3村が合併した際には、日進の日露戦争での活躍と功績にあやかって新村名を日進村(現・日進市)としている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「日進 (装甲巡洋艦)」の詳細全文を読む
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